2021.11.12
間取り別 壁紙の選び方
壁紙のカタログを見ていると、かわいいものやおしゃれなデザインに目が留まります。せっかく注文住宅を建てるのですから気に入ったデザインにしたいものですよね。そこで今回は壁紙選びで後悔しないよう、間取りごとおすすめの壁紙をご紹介したいと思います。
間取り別おすすめの壁紙
数多くあるデザインや機能性の中から一つを選び出すのはとても難しいと思います。選び方次第でおうち全体の雰囲気や住みやすさに大きく影響が出る場合がありますので、これからご紹介する間取り別おすすめの色やデザインなど、ぜひ参考にしてみてくださいね。
LDK(リビング・ダイニング・キッチン)
リビングは主に家族がくつろぐ空間、お客様をお迎えする空間ですので、ホワイト系、ベージュ系といった落ち着いた雰囲気のベースカラーがおすすめです。
リビングだけでなくLDK空間全体でカラーやトーンを統一するとスッキリするでしょう。また、家具やインテリアの色とのバランスを考えるのも大きなポイントとなります。ただしホワイト系の壁紙はサンプルよりも明るく見えること、日の当たり方や照明によって色が変わって見えることもあるので注意が必要です。人がよく集まる空間なので消臭効果や汚れ防止機能のある壁紙を採用してもいいですね。
寝室・子供部屋
寝室は心身を休めるための空間です。LDK同様、落ち着いた色合いがおすすめですが、一面だけ色を変える・柄が入ったものにする・アクセントクロスを採用するのも良いと思います。湿度調節ができる吸放湿機能付きのものや抗アレルゲン壁紙、マイナスイオン壁紙などの機能付き壁紙にも注目です。子供部屋のクロスは、お子様の年齢によっておすすめの色や柄の傾向が異なりますが、キャラクター柄など目をひくデザインを取り入れたい場合はお部屋の一面程度に。お部屋全体の色数は3~4色が目安です。
洗面脱衣室・トイレ
洗面脱衣室は洗顔や歯みがき、洗濯などで水や洗剤が飛び散るなど、湿気や汚れで劣化が他の箇所より早いと言われています。汚れに強く、表面に凹凸がないお手入れしやすいものを選ぶのがポイントです。
清潔感があり落ち着いて過ごせることが大切ですが、デザインクロスを選んで個性的なトイレにするのもいいですね。防カビ機能付き壁紙もおすすめです。
玄関・廊下
玄関ドアを開けて最初に目に入る玄関や廊下は、おうちの第一印象を大きく左右する場所。玄関からつながる廊下は部屋と部屋を結ぶ動線ですので、つながりを考えたデザインの壁紙を選びましょう。暗いイメージの廊下を明るく開放的に見せるにはオフホワイト、ベージュ、アイボリーなどの暖色系ホワイトカラーを採用するといいでしょう。
まとめ
間取り別おすすめ壁紙をご紹介しましたが、いかがでしたか。ご家族のライフスタイルに合わせて間取り別に選ぶのもいいと思います。
床、ドア、天井との相性やバランスを考えつつ、部屋の用途に合わせた機能性壁紙、ひとあじ違った印象を与えるアクセントクロスを取り入れてみるのもいいでしょう。
壁紙を選ぶ際にはなるべく大きなサンプルを取り寄せ、実際に壁側に立ててみるとイメージがわきやすいかもしれません。自然光や照明を使った夜の光など時間帯によって壁紙の色がどのように変化するか確認しておくと更に安心です。
この記事を書いた人
ファイブホーム 編集者