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2023.04.03

ダウンライトの色の選び方

ダウンライトの色の選び方

ダウンライトを選ぶ際に、電球色か温白色か昼白色か・・・。など色選びで悩む方は多いのではないでしょうか?そこで、各色の違い・性質について説明していきます。

「電球色」「温白色」「昼白色」の特徴

光の色は色温度(ケルビン=K)という単位で表されます。ケルビンの数字が小さいほど赤っぽい光味になり、逆にケルビンの数字が大きいほど青っぽい光味になります。ケルビンの大きさによって、色温度の持つ性質は変わります。どのお部屋にどの色温度の光がふさわしいのか理解しておくと、ダウンライトの色味も選びやすくなりますね。

電球色の特徴

電球色は約3000ケルビンで、多少暗い印象はありますが、暖かく落ち着いたリラックスしたムードになります。目への負担が少ないというメリットもあり、安らぎたい空間に用いると良いでしょう。集中が必要な作業するスペースには不向きです。あくまで、くつろぎ感を重視した部屋への設置がおすすめです。

  • おすすめ設置場所 リビング、和室、寝室、トイレ、風呂、廊下・階段
  • 適さない設置場所 オフィス・書斎、作業部屋、デスク、服を選ぶ部屋、化粧部屋

 

DL電球色

温白色の特徴

温白色は約3500ケルビンで、黄色から白色の中間に近い色で、自然の光の例えると「日の出1時間後」位の色になります。温白色は電球色と白色の中間に位置し、電球色ではリラックスしすぎ、白色では光が強すぎると感じる場所に使われます。

  • おすすめ設置場所 事務所・オフィス、子供室・勉強室、食堂・台所、スーパーの野菜・鮮魚売り場
DL温白色

昼白色の特徴

昼白色は5000ケルビンで、もっとも太陽の光に似た色です。一番自然に近い色なので、物の見え方が一番自然に見えます。また、相性が悪い場所がなく、どんなところでも設置できます。色で迷ったらこの色を選んでおけば間違いないでしょう。

  • おすすめ設置場所 服を選ぶ部屋、化粧部屋、脱衣所、リビング、長時間滞在する部屋

 

DL昼白色

部屋別のダウンライトの色

リビング

1日のうちで一番長い時間を過ごすリビングには、自然な明るさが必要です。長時間過ごすお部屋は自然な色味が良いですし、また、小学生のお子様ならリビングで勉強することも多いので、集中できる、「温白色」、「昼白色」を選ぶことをおすすめします。

大人ばかりの家族構成で、団らんの時間を楽しんだり、くつろぎ重視なら電球色があっています。

リビングに関しての色味選びは好みも大きく関係するので、感性にまかして選びましょう。

ダイニング

ダイニングでリラックスして食事を楽しむには、電球色のダウンライトが向いています。電球色には赤い波長が含まれているので、料理をより美味しく見せる効果が期待できます。

 

キッチン

キッチンは、昼白色がおすすめです。これは、野菜やお肉、魚類の鮮度を自然な色味の中で見極めながら、細かな作業をするのにとても適しているからです。

子供部屋

勉強したり、本を読んだりする子供部屋は、明るい「昼白色」がおすすめです。イメージも健康的にまとまります。

寝室

くつろげる空間づくりを演出するには、電球色のダウンライトを選ぶのが一般的です。電球色が持つオレンジ色など暖色系の色味には、睡眠の質を高めてくれるメラトニンというホルモンをつくる働きもあるので、快適な睡眠が得られそうです。

トイレ

なんといっても、サニタリー空間はくつろぎが大事なので、電球色がおすすめです。夜中に目が覚めてトイレに行った際に「電球色」だと眩しくないですよね。

廊下・階段・洗面所・クローゼット

利用時間が短い廊下や階段スペースは、電球色が選ばれることが多いです。

洗面所でメイクをする場合は自然光に近い昼白色が実用的です。

クローゼットは、服の色目を確認するのに、自然の色味に近い「昼白色」が向いてます。

 

調光機能付きのダウンライトが便利

「電球色」「温白色」「昼白色」・・・など、ダウンライトの色味を決めかねて悩むこともありますよね?このような場合は、多少お値段は高くなりますが、色を自由に切り替えられる調色機能付きダウンライトが便利です。特にリビングは、様々な使い方が考えられるので、調色機能があると重宝します。例えば、リラックスしたい時など、電球色が欲しいですよね。逆に、パソコンを使いたい、掃除をしたいなど、活動が便利な明るい色味が欲しい時があります。ご家族で好みが分かれた場合でも調色機能があればダウンライトの色選びで揉めることもないですね。

まとめ

ダウンライトの各色の違い・性質について説明していきましたが、参考になりましたでしょうか?

昔は、部屋の真ん中にシーリングライトがあるだけでしたが、最近は1室多灯になってきました。照明一つで部屋の雰囲気はガラリと変わります。各お部屋で、どのように過ごすのかを考えて具体的にイメージすることが大事です。

迷ったら、モデルハウスやショールームを見学したり、完成見学会に出向いたり、パースなどで雰囲気を確認するのも良いでしょう。

 

 

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ファイブホーム 編集者

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