はじめに
今日はお家づくりを進める上で知っていると
ちょっと役に立つ(?)、色彩のお話をしていきたいと思います。
色の面積効果とは
皆さん、色の『面積効果』って聞いたことありますか??
これは同じ色がその面積によって見え方や印象が変わるというものです。
一般的に「面積が大きくなるほど色は明るく・鮮やかに」見えます。
これがどのように家づくりに関わってくるのでしょうか・・・?
家づくりにおける面積効果
例えば外壁(外装)・壁紙・ドアなどは目に見えて占める面積が大きいですよね。
これらの色を選定する際、通常カラーサンプル(色票)を使用しますが、
さすがに実物と同じ大きさのサンプルはご用意できません!(;^_^A
大きくてもA4サイズくらいの持ち運べる程度の大きさが主流ですので、
サンプルと実物との色の見え方が変わってくるという訳です。
と、いうワケでこういった面積効果が見込まれる家の要素については
明るさ・鮮やかさ共に若干レベルを落として選ぶと良いとされています。
(専門用語で言うと、明度・彩度を下げるということになります。)
おわりに 【補足】
WEBで面積効果を調べると、
「①明るい色はより明るく、②暗い色はより暗く感じる」
という説明をしているところもあるようです。
前者①はその通りだとして、後者②については矛盾するような・・・?
これは暗い色が元々明るさ・鮮やかさに乏しい為に
面積効果を感じにくいのと、それよりもその暗い色が元々持つ
色のイメージが強調される為と考えられます。
(黒色が一面にドドーンと見えるとやっぱり圧倒されちゃいますよね!)
う~ん、色彩って奥が深いですねぇ・・・。
今後もちょくちょくと色にまつわるお話をしたいと思いますので、
知りたい内容があったら教えてくださいね!
頑張ってご説明いたします!
この記事を書いた人
ファイブホーム 編集者