こんにちは!
静岡県富士市、富士宮市でシンプルでかっこいいお家を建築している、ファイブホームの三澤です。
少し前の話になりますが、実家で何十年も弾かれておらず、眠っていたアップライトピアノを我が家にお迎えし、
調律師さんにメンテナンスと、調律をしていただきました。
みなさんはピアノの中身をみたことがありますか?
私は今回初めてみたのですが、内部はとても複雑で部品の数に驚きました。
約7000~8000個の部品でできていて、弦の張力は全体で約20トンとのこと。これら様々な部品を色々な道具を使って
メンテナンスしていきます。
部品には木材・羊毛・金属などの天然素材が使われているため、ほこりだけでなく、害虫やカビが繁殖しやすく、
金属には錆が生じてしまいます。日本は湿度が高い国、そして富士・富士宮市は富士山の湧き水の影響を受け、
湿度が高く、雑音や音のズレ、不具合が生じやすいそうです。
見ていただいたところ、カビ、虫、錆は生じていたものの、幸いなことに弦が切れることもなく、
部品交換とまでにはならずに済みました。
ピアノの音は部屋の壁の材質、広さによっても音が変わるのだそうです。
コンクリートや金属の壁:キンキンとした跳ね返りの音で、強い機械的な音
木材の壁:ログハウスや木貼りの壁は温かみのあるやわらかい音
漆喰の壁:部屋の湿度を調整、音も吸って響きを調整してくれる
敷いている絨毯や、カーテンなどによっても音が変わるのだそうです。
また、日当たり、エアコンや薪ストーブなどの冷暖房器具によってダメージを受けやすいとのことですので、 気を付けたいところです。
みなさんのお家のピアノはどんな音がしますか?
この記事を書いた人
ファイブホーム 編集者