2022.05.06
どんな色が好き? ~色のイメージを決めるもの~:大森
_/_/_/ スタッフ大森執筆分は(月)(金)12:00更新中♪ _/_/_/
こんにちは♪
静岡県富士市・富士宮市でおしゃれな北欧・ナチュラルデザインの
お家を建築しているFIVE HOME(ファイブホーム)の大森です!
突然ですが、「赤」という色にどんなイメージを持っていますか?
おそらく連想する言葉として、
情熱、炎、太陽、活気、勝利、怒り、血、リンゴ、愛 などなど・・・
人によって様々なワードが出てくると思います。
これらはもちろんその人の性格や年齢、文化圏や人生経験など
色々な要素にある程度影響されるものではあるのですが、
「赤」を見て「寒い」と連想する人はいないですよね💡
実はそれぞれの単色における基本的なイメージというのは、
印象判断の基準として3つの因子が関わっているとされています。
①評価性(Evaluation)
これは「好き⇔嫌い」「美しい⇔汚い」など、
心理的な高低によって左右される因子で“価値因子”とも呼ばれます。
これによる印象評価は個人差が大きくなりやすく、
青系統や高明度・高彩度色が高くなる傾向があります。
②力量性(Potency)
これは「強い⇔弱い」「硬い⇔軟らかい」など、
色の知覚的な印象に影響を及ぼす因子で、別名“潜在性因子”です。
赤や青といった色味の関連は弱く、暗い色ほど高くなります。
明るい色の場合は高彩度色で強くなる特性も持っています。
③活動性(Activity)
これは「温かい⇔冷たい」「派手⇔地味」など、
対象の活動性に結び付く言葉の関連が強い因子で
“力学的因子”と呼んでも良いでしょう。
迫力や躍動感といった色の感情的な印象が表れ、
暖色系や高彩度色ほど高い傾向にあります。
これら評価性・力量性・活動性の3つの因子が絡み合って、
普段私たちが感じている単色のイメージが作られている、
というお話でした💡
例えば光沢のある「黒」であれば、
①評価性:(高)→高級感
②力量性:(高)→重厚感
③活動性:(低)→静的
といった印象がそれぞれの因子から得られ、その結果として
モダンやシックといったイメージが形成されていきます。
逆に、カジュアルなイメージを作りたかったら
赤や黄色など活動性が高い色を選択すると、
より理想のイメージに近づけやすくなります。
実際には単色ばかりでは無いのでもっと複雑ですが、
家づくりにおける色の選択は奥が深くて楽しいですよ😊
“どんなイメージの家にしたいか?”
ザックリでも大丈夫ですのでご相談いただければ、
そのイメージに合う色の組み合わせをご提案させていただきます!
この記事を書いた人
ファイブホーム 編集者
今日の一言
自販機のお釣りが全て10円玉や100円玉で出てくるとテンションが下がります。
逆に50円玉や500円玉が含まれていると「やるな!この自販機!」と思ってます。
自分で書いててアレですが、ちょっと変人ですね。